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ドワーフは昔のスコットランド高地のなまりということになっています。他の言語に翻訳する際には、頑固な山男を思い浮かべるようなことばづかいを採用してください。 | ドワーフは昔のスコットランド高地のなまりということになっています。他の言語に翻訳する際には、頑固な山男を思い浮かべるようなことばづかいを採用してください。 | ||
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オークとゴブリンは少し賢く、文法的には正しいけれども粗野で下品なことばを用います。言語を有する他の種族に対するあだ名(たとえば、tree-shagger:「木で自慰をする奴」など)に注目です。こういうのを自由に使ってください。こういったことばが、オークの考え方がよく見えるところです。 | オークとゴブリンは少し賢く、文法的には正しいけれども粗野で下品なことばを用います。言語を有する他の種族に対するあだ名(たとえば、tree-shagger:「木で自慰をする奴」など)に注目です。こういうのを自由に使ってください。こういったことばが、オークの考え方がよく見えるところです。 | ||
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Latest revision as of 03:21, 12 August 2017
表現形式の原則
Wesnothは英雄詩のゲームであり、ハイファンタジーのゲームでもあります。Wesnothでものを執筆する際は、形式的な表現も詩的な表現も十分に古風な語を用いて執筆するべきです。荘重な感じ、時を経た感じをもたらすためです。
英語においては、わざわざエリザベス王朝時代のシェイクスピアの英語にまで戻らなければならないというわけではありません。でも、あなたがたは一般にビクトリア朝時代であるとか、エドワード7世時代であるとか、そういった時代のファンタジー作家のような文章を読みたいことでしょう。そういった作家の中ではもちろん、J・R・R・トールキンが最も有名です。他にも、ロード・ダンセイニや、E・R・エディスン、ジェイムズ・ブランチ・キャベルが好例です。
でも、下手な模倣のような感じにならないよう、気を付けてください。こういった形式で書いていると、派手になりすぎたり懲りすぎたりということに陥りやすいものです。抑えることが肝心です。そうでないと、読者を笑わせることしかできません。
もしあなたが優れた著述者であり、自信があるなら、現代の巷のことばを要素として取り入れても構いません。特に、こっけいな場面とか、かけあいの場面とか、あるいは皮肉をやりたいときとか。でも、若者ことばと古語を同じ会話の中で用いないようにしてください。これはとても目障りです。ファンタジーらしい詩的表現の間に現代的なことばが時おりうまく挿入され、英語からWesnothのことばへの翻訳が特に滑らかに行われているキャンペーンとしては、「Wesnothの起源」を見てください。
用例に関するメモ
elves、elven、elvish、dwarves、dwarven、dwarvishという形を使い、古い形式の「f」を使わないようにしてください。英語の主流では、トールキンの影響によって上述のやり方が選ばれる傾向があり、ファンタジーで用いるにはこちらが現在では確実に好まれます。
英語では、言語を有する種族の名称を固有名詞として大文字で始めるのも(Humans、Elves、Dwarves、Orcs)、一般的な普通名詞として小文字で始めるのも(humans、elves、dwarves、orcs)どちらも正当なやり方です。しかし、それらの慣習を同じ事業で混ぜて用いるのはいけません。Battle for Wesnothでは、後者の慣習を採用しています。
複数形と所有格についても注意し、アポストロフィを置き忘れないでください。「lich」はchで終わる他の英単語同様、複数形は「liches」であり、「lichs」ではないことも記憶に留めておいてください。
特定のユニットのタイプについて言及する際には(例:Spearman、Ulfserker)、ナレーターのことばの中では大文字にしますが、キャラクターが話しているときにはそうしないでください。したがって、ナレーターは「You may now recruit Spearmen.」と言うかもしれませんが、キャラクターは「We should send some spearmen to protect the eastern gate.」と言うことになります。
会話とことばづかい
一般に、社会的な地位が上がるにつれ、話し方というのは形式的になり、綿密になるものです。(これはあらゆる社会についていえることですが、Wesnothの原型になった中世ヨーロッパの社会においては特にそうです)
魔術を使う者たちとリッチは(特に高位の者たちは)高貴な感じです。(教養があって博識であるはずだから)
ドワーフは昔のスコットランド高地のなまりということになっています。他の言語に翻訳する際には、頑固な山男を思い浮かべるようなことばづかいを採用してください。
オーガやトロルはかなり間違った粗野な文法を用います。こういう書き方は狙ってやっていることで、人間の基準からするとかなり愚かだからです。
オークとゴブリンは少し賢く、文法的には正しいけれども粗野で下品なことばを用います。言語を有する他の種族に対するあだ名(たとえば、tree-shagger:「木で自慰をする奴」など)に注目です。こういうのを自由に使ってください。こういったことばが、オークの考え方がよく見えるところです。
エルフは上品で、正しく、綿密な話し方をします。ふつうのエルフは人間の貴族のような感じで、高貴なエルフは人間の雄弁家や詩人のような感じです。